
この日のランチは、筆者が大好きなランチ&昼呑みスポット「旭川駅前ビル」です。
「旭川駅前ビル」は、その名の通りJR旭川駅のすぐ前に建っている雑居ビルで、昭和40年代に建てられました。
1階と地下は飲食店や洋品店などのテナントが入り、上は賃貸の事務所やマンションになっています。
中でも飲食店は安くておいしくて雰囲気が良いお店ばかりで、これまで「おにぎり茶屋」や「立ち呑み処ゆきちゃん」「酎夏」「喫茶・ギャラリー鳩時計」などを紹介しています。

この「旭川駅前ビル」の1階で、50年以上も営業を続けているのが『駅前やぶそば』です。
『駅前やぶそば』は、「八条はま長」で修行した先代が、昭和44(1969)年に駅前商場市場で創業。
その3年後に市場が取り壊されて、そこに建てられた「旭川駅前ビル」に移転してきたそうです。

店内には、4人掛けのテーブルが3つとカウンターに6席。
壁に掛けられた内照式の「めにゅー」が、昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。
筆者の他にお客さんは4人。
全員がカレーライスと月見そばがセットになって630円とお得な本日のランチを食べていました。
そのため店内には、カレーライスのスパイシーな香りが漂っています。

この日の筆者のお目当ては「そば屋のラーメン」。
以前は「そば屋のおいしい裏メニュー」と書かれていましたが、いつの間にか裏ではなく表メニューになったようです。
まぁ、お品書きにある時点で裏メニューと呼んでいいのか甚だ疑問ですが。

『駅前やぶそば』は、かけそばやもりそばが520円と立ち食いそば並に安いのですが、今時、ラーメン1杯が570円とは驚愕の安さです。
醤油ラーメンは、裏メニューだった時に頂いたことがあるので、今回は「味噌ラーメン」を注文。
*店内にはカレーの香りが漂っていて、カレーラーメンにしようかかなり迷いました。

最初に書きましたが、『駅前やぶそば』の先代店主は、「八条はま長(2015年閉店)」で修行された方です。
旭川ラーメンの発祥については諸説ありますが、「八条はま長」が、1936年に旭川で初めてラーメンを提供したお店という説があります。
つまり、ひょっとしたら『駅前やぶそば』のラーメンは、「八条はま長」のラーメンを受け継いでいるのかもしれないのです。

スープを頂くと、味噌のコクの奥に魚介系の出汁の風味があります。
ニンニクなど香味は控えめで、和風の味噌ラーメンと言った味わいです。
醤油ラーメンを頂いたのは5年前で、味は覚えていませんがおいしかった記憶があります。
今回の味噌ラーメンも、ラーメン専門店にひけを取らない旨さです。
これは塩ラーメンも味わってみなきゃなりませんね。
2025/08/29公開
【店舗情報】
店舗名:駅前やぶそば
所在地:北海道旭川市宮下通7丁目 旭川駅前ビル1階
電話番号:0166-22-3884
営業時間:11:00~19:00
定休日:第2・4水曜日(水曜日が祝日は翌日休み)